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五味伸之
4月24日

体の重さ

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寝ニョロを稽古でやっています。 二人一組で相手の身体をにょろにょろと揺らす体操です。 野口三千三さんという、野口体操を考案した方で、身体を透明無色な液体原初な生命体として戻していくような営みをしています。 重さ=力 重さを、からだのそれぞれで感じること、 その重さをからだそれぞれで分かち合うこと、 相手と重さを分かち合うこと、 ということが大切なんだなぁ。と、 今日の寝ニョロで改めて思いました。 それと、 重さ、というのには、形がない ということも、面白い言葉だな。 と感じました。 形じゃなくて、その存在が大切。 相手の重さ、私の重さ。 イェルマの稽古は進んでおります。

最新記事
  • 五味伸之
    4月17日

    イェルマの登場人物のフアン 彼は物語のタイトルになっている若い妻イェルマの旦那だ。 「フアン」という名前は、キリスト教のヨハネのスペイン名のようです。 ずいぶんと勝手なこともあったり、横暴だったり、ズレてたり。 神性、人性 混合 父の死 不在の暴力 ロルカの作品はベルナルダ・アルバの家についで2作目で、前回も登場人物の名前に託していることが多いなぁ。と感じました。 今回のイェルマなんて、「不毛な」という意味のようです。日本名だと「幸薄子」ですよ。きっと。 このほかにも「ドローレス =困難の複数」や、「マリア」なんて名前も登場します。 ドローレス という名前は、ロルカの幼少期に育ててくれた乳母の方の名前でもあったようです。そして、ドローレス からたくさんの物語を聞かされて育ったロルカは、子供の時からキリスト教の物語を土台に自作の演劇を友達に披露していたとも知りました。 今回のイェルマは、主題となってはいませんが、「父の死」が関係しているように感じています。 主人公のイェルマの父の死後の物語です。ベルナルダ・アルバの家では父の死後がストーリーの核をになってました。 イェルマも「父」という存在の不在で引き起こされている暴力、悲劇が存分に感じられます。 悲劇を(一時的に)逃れる術の想像力?空想力?が現実の出来事を正視しなくさせるのだとそれは辛いかもしれないですね。 稽古してるから、まだ全然変わるでしょうが、今のところ「固定化しない(絵とか偶像とか)」「父に認められて神」「不在」などが気になっています。 そうそう、このあいだのテレビ番組である人が「自分がお酒飲まないことで相手が罪悪感を持つでしょ?」とひどいなーってことを言っていて、堪えること・無くすことで相手を追い詰めていこうとする被害者面の加害者って怖いな。とあらためて感じました。

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1995年、旗揚げ。「街を劇場に!」をコンセプトに、銭湯、一軒屋、ギャラリー、路上、バーなど、様々な空間を舞 台に独自の活動を展開。福岡を拠点に、国内のみならず、韓国、中国、香港、シンガポール、マカオなど海外の演劇祭へ招待公演も多い。また、日本で唯一の演出家コンクールだった利賀演出家コンクール2005で山田恵理香が優秀演出家賞を受賞。アートフェスティバルや大学授業内でのゲリラ公演など、世界をまたにかけた公演を企画しながら、コアでアヴァンギャルドな活動も展開している劇団である。